気づいたときには自然と始まっている指しゃぶり。
指しゃぶりをしている子どもの姿は本当に可愛いですよね。
しかし大きくなって、そろそろ保育園や幼稚園に入園も考え始めると、
そろそろ指しゃぶりをやめさせたいけど、
どうしたらいいのかわからない。
指しゃぶりっていつまでにやめたらいいのかな?
と悩むこともあるのではないでしょうか?
長く指しゃぶりをすると、歯並びに影響が出たり、指タコができることも。
我が家の娘は0か月のときから指しゃぶり開始。
1歳を過ぎてもやめる気配はなく、指しゃぶりで親指はふやけて
爪は爪切りをしなくても短くなっていました。
2歳になると日中は指しゃぶりをしないですが、
眠いときや嫌なことがあると指しゃぶりをするように。
手をつないで寝ようとしても振り払われ、指しゃぶりをやめられる気配がなく、
どうすればいいか悩みました
そんな娘も、今は指しゃぶりを卒業できてきました。
娘が指しゃぶりを卒業ができた方法や指しゃぶりを卒業できるグッズを紹介します。
なぜ指しゃぶりをするの?
誰も教えていないのに指しゃぶりをしているのは「吸てつ反射」があるから。
吸てつ反射は赤ちゃんがおっぱいを吸うための反射で、
赤ちゃんは口に指などを入れると無意識に吸う動作です。
自分の指を吸うことで、自分の指であることを認識したり、不安の軽減につながることも。
指しゃぶりは成長と発達に必要な行動のため、
無理にやめさせる必要はないとされています。
娘が生後3か月のころ、助産師さんに相談すると
無理にやめさせると逆にストレスになるから、
今はそのままでいいと言われました。
指しゃぶりはいつまでにやめた方がいいの?
それでは、いつまでに指しゃぶりを卒業したらいいのでしょうか?
何歳までに指しゃぶりをやめた方がいいの?
指しゃぶりは成長するにつれて、自然に卒業するものです。
3歳までは指しゃぶりをしていても様子を見て良いとされています。
4歳を過ぎても指しゃぶりが続くのであれば、
歯並びなどに影響するため歯科へ相談することをおすすめします。
そのため3歳ごろまでにやめられるのが理想です。
指しゃぶりが長期化することでの影響
指しゃぶりが長期化することで以下のような影響があります。
- 歯並びや嚙み合わせが悪くなる
- 口を閉じても、口が閉じずポカンと開いた状態になる
- 指タコや指がふやけた状態になる
それでは、指しゃぶりを卒業するためにどうすればいいのでしょうか?
我が家の失敗談
2歳を過ぎても指しゃぶりを自然とやめられなかった娘。
乳歯の時点で、すでに前歯2本が出っ歯になっていました。
3歳まで様子を見ていいとわかっていても、出っ歯の我が子を見ると
早急にやめさせたいと思い、指しゃぶり卒業計画を開始。
我が家の失敗したグッズがこちら。
- 絆創膏
- 包帯
- テーピング
一つ目に試したのが絆創膏。
大好きなキャラクターなどを書いて親指に貼りましたが、
寝るときには絆創膏を気にせず指しゃぶりを開始。
一瞬で外れました(泣)。
二つ目に包帯を巻いてみましたが、2歳にもなれば自分で取る知恵もバッチリ!
包帯の弾力性も仇となり、包帯を引っ張り一瞬で外されました。
三つ目に試したのがテーピング。
絆創膏よりも粘着力があるため、親指に何重にも巻きました。
簡単に外れないので、今回は成功するかと思いきや、娘も手ごわい。
指しゃぶりで粘着力を弱くした後、反対の指でテーピングを剥がし、
親の完敗に終わりました(泣)。
指しゃぶりを卒業するグッズを紹介
家にあるもので簡単に始めてみましたが、見事失敗に終わりました。
我が家の失敗談を踏まえ、おすすめの指しゃぶりを卒業するグッズを紹介します。
指しゃぶり用マニキュア
指しゃぶり防止のマニキュアには苦み成分が入っており、
口に入れると苦みを感じるため指しゃぶりに効果があります。
その理由は「指を口に入れたら苦い」ということを子どもが覚えるから。
例えば、子どもは「指=おいしい」という認識が「指=苦い」となると、
指しゃぶりの魅力がなくなります。
そのため、指しゃぶり防止のマニキュアは指しゃぶりに効果があるといえます。
マニキュアのメリットとデメリットは以下の通り。
- 子どもによっては苦みが平気な場合もあり、効果が得られないことも
- 繰り返し使うと、子どもがマニキュアを塗るのを嫌がり、塗れない可能性がある
- 子どもは指しゃぶりができないストレスを感じる
- 1日1回、爪に塗るだけなので簡単
- 装具に比べると安価
おススメの指しゃぶりをやめさせるマニキュアを紹介します。
爪噛み、指しゃぶり防止アイテム「噛むピタ」
料金:1,760円
おすすめポイントは以下の通り。
- オーガニックの食物由来の苦み成分配合
- 安心の日本製
- 1分で乾いて、アルコールで簡単オフ
- 4歳以上の使用を推奨
噛むピタを使った口コミがありました。
一度舐めると苦み成分が口の中に広がるので、即効性があります。
毎日塗布することで、継続した効果を得られますよ。
かむピタ公式通販サイトマヴァラ バイターストップ
料金:1,590円
おすすめポイントは以下の通り。
- 4歳以上の使用を推奨しており、大人も使用可能
- スイス製
- ギネスブックに掲載されるほどの苦み成分配合
マヴァラバイターストップの口コミは以下の通り。
噛むピタと同様、即効性があるようです。
うちの娘もマヴァラバイターストップを使用して、
指しゃぶりを卒業できました!
爪に塗った後に娘が触ったものは食べられなくなるほど、本当に苦いです!
実際に娘に使用した時の経過は以下の通りです。
我が家の娘の場合
1日目 娘に「一緒にお化粧しよう」と誘い、マニキュアを塗るのに成功。
「キラキラしてきれいだね」と伝えると、娘は上機嫌になる。
その日は指しゃぶりをするたびにギャン泣き。
寝る時にも指しゃぶりを繰り返すたびに泣いていましたが、
指しゃぶりをせずに入眠できました!
2日目 マニキュアの効果が残っており、娘は何度が爪を舐めて
苦いため指しゃぶりはせず。
追加でマニキュアを塗るのは娘の警戒心につながりそうだったので見送りました
3日目 マニキュアを塗るために「キラキラのお化粧しようよ」と誘い、成功。
娘は「マニキュアを塗ると苦い」ことを理解して指しゃぶりをせずに入眠。
その後は2日に1回マニキュアを塗布し、指しゃぶりの卒業に成功。
ときどき思い出したかのように指しゃぶりが再発するので、
その都度マニキュア塗布し、指しゃぶり防止に成功中です。
一度塗ると、娘も「苦いマニキュア」だと理解して
だんだん塗るのを嫌がります。
その対策として、我が家では私が先に自分の爪に塗って
「キラキラ綺麗だね。一緒にお化粧する?」と聞くと、
娘も塗らせてくれました。
子どもが塗るのを嫌がるときには寝た後に塗ったり、
言い方を変えたりするなど、工夫が必要です
手袋・装具
親指を手袋や装具は、指しゃぶりができないようになっています。
なぜなら手袋などで指を覆うことで、子どもは指しゃぶりをしても
違和感や居心地の悪さを感じ、だんだんしたくなくなるから。
例えば指をしっかり吸うことで安心感を得られていたものが、居心地の悪いものに
変わったら子ども指しゃぶりが不快なものになります。
そのため指しゃぶりに手袋や装具は有効だといえます。
手袋や装具のメリットデメリットは以下の通り。
- マニキュアに比べると高価
- 指しゃぶりが両手の場合は2個必要
- 子どもは指しゃぶりができないストレスを感じる
- マニキュアを使ってもダメな場合でも効果が高い
マニキュアのように消耗品ではないため、繰り返し使うことができます。
またマニキュアは苦みに強い子どもでは効果は乏しいですが、
手袋や装具は指自体を覆うことで根本的にうまく吸えなくなるので、
指しゃぶり防止の効果が高いことが多いようです。
おススメの指しゃぶりが卒業できる手袋や装具紹介します。
Dr.Thumb 指しゃぶり矯正器
料金:3,490円
- 2週間で効果があり、指しゃぶり矯正成功率は92%
- 安全性の高い医療用シリコン製で着脱が簡単
- 1歳から7歳まで使用可能(サイズが2パターンあり)
- 販売開始17年のロングセラー商品
指しゃぶり矯正の成功率の高さやロングセラー商品なので、
本当に効果が高いことがわかります。
Dr.Thumb 指しゃぶり矯正器を使ったレビューは以下の通り。
30代 女性
初日嫌がって取ってと言っていましたが、手を繋いで寝たらスッと寝ました。2日目は付けるのを嫌がりましたが、親指治そうね、と願いながら付けると納得したのか付けてくれました!寝る時もイライラしてるようでしたが泣くことなく、寝入ってくれました。1週間経った頃には昼付けなくても指を持っていかなくなりました。夜はまだ一応付けています。しばらくは付けて指しゃぶりが完全にやめられるといいなと思います!
指しゃぶりができないことに徐々に慣れていき、2週間以内に卒業できたという感想が多かったです。
おしゃぶりガード
料金:1,408円
- 布製で洗濯ができるため衛生的
- 指の一部を出せるため、子ども不快感を軽減できる
- ハローキティバージョンもある
口の中に入れるものなので、洗濯ができるのは嬉しいポイントですね。
実際に使用した人のレビューは以下の通り。
4才の娘は寝ている時に無意識で指吸いします。苦いマニキュアはダメでした。その後こちらの商品をみつけましたが正直これで辞められるのか不安で……皆さんのレビューも参考にさせてもらい一か八かで購入しました。キティちゃんだったので「かわいいー」と言いながら着けてくれて心配してた指吸いもせず!!今まで何をしても無理だったのに本当に感動しました
マニキュアがダメな場合も、指自体を覆う装具や手袋は効果があるようです。
キャラクターの力を借りるのもよい方法かもしれませんね
手袋や装具によっては、着脱が難しかったり、子どもが簡単に外せたりするものも
あるため、レビューはしっかりと確認しましょう。
本
指しゃぶりを卒業するための本のメリットとデメリットは以下の通り。
- 効果が得られるかは個人差がある
- 子どもに苦痛を与えずに自然な形でやめられる
ゆびたこ
料金:1,430円
指しゃぶりを卒業できる本といえば、この1冊でしょう。
- 子どもが指しゃぶりに恐怖を覚える内容になっている
- 大人が見てもホラーを感じる1冊
我が家もマニキュアを使う前に本を購入しました。
子どもが1歳半の娘に何度も読み聞かせました。
娘は「ゆびたこ、こわーい!」と言っていたので、
効果を期待しましたが、指しゃぶりをやめられず。
「指タコが大きくなるよ」と何回も伝えましたが、
娘は本を理解できる年齢ではなかったのかもしれません。
知人の子どもは、この本で指しゃぶりを卒業できました。
本の内容を理解できる年齢になれば、効果は高いと思います。
指しゃぶりをやめる時に気を付けてほしいこと
指しゃぶりを卒業するためのグッズを紹介してきました。
指しゃぶりは長期化すると子どもの歯並びなどの影響があるため、
できるだけ3歳ごろまでに卒業できるようにしたいですね。
指しゃぶりを卒業するために、グッズ以外にも以下の方法があります。
- 子どもへ指しゃぶりをやめるように説明する
- 外遊びや指遊びをたくさんしたり、絵本を多く読んだりする
- 寝るときには子どもが寝るまで手をつなぐ
- スキンシップを多くする
子どもが指しゃぶりをするのは、安心したい気持ちがあったり癖になったりしている場合があります。
そのため子どもとのスキンシップで、安心感を与えるのも一つの方法です。
指しゃぶりをやめてほしいからといって、子どもを強く注意することは逆効果になる可能性があります。
まとめ
指しゃぶりを卒業するためのおすすめグッズ3選を紹介しました。
我が家の娘は
普通郵便送料無料 マヴァラ バイターストップ 10ml 爪噛み 指しゃぶり 防止 トップコートを使って指しゃぶりを卒業できました。
同じ指しゃぶり防止マニキュアでも口に入れるものだから
国内産でオーガニック食物由来成分からなる
爪噛み防止の苦ぁーいマニキュア「かむピタ」の方が安心という方もいると思います。
子どもが指しゃぶりを卒業するためには、家族のサポートが必須です。
「早くやめさせたい」という親の気持ちが強いと、余計に子どもに負担になってしまうことも。
子どもの安心したいという気持ちを、親である私たちも理解してあげることも大切です。
子どもたちが自然に指しゃぶりがやめられるように、指しゃぶり防止グッズに頼りながら一緒にサポートしていきたいですね。
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